スタッフブログ｜ふじみ式典の現場施行スタッフが日々の出来事や葬儀の知識を分かりやすくお届けします

先日5/18に綾瀬市にある曹洞宗報恩寺へ普山結制首座法戦式と
前住職の大祥忌（三回忌）のお手伝いに行ってきました

普山結制首座法戦式とはどのような儀式なのかご住職にお伺いしましたところ
「普山結制」とは檀信徒が正式に住職を迎え入れる儀式で菩提寺として維持、存続していくために必要不可欠な行事で
「首座法戦式」は大和尚の位に行き着くまで様々な段階があり
その大きな節目の第一番目が法戦式であり、首座に任命された和尚が決められたテーマに沿って「禅問答」を展開しながら
禅の境地を深める儀式 とのこと

当日の天候は、新住職の就任儀式にふさわしく、新緑の爽やかな風を感じながら厳かにすすめられ
多くの檀家さんや近隣地域のお寺の住職様方がお祝いにお越しになられました

儀式には様々な内容を経て進行しますが、私が一番印象に残ったのは、「稚児行列」です
三才から参加できるそうで、檀家さんに該当年齢児がいる場合に事前にお知らせが来るので申し込みをすれば誰でも参加できるそうです
袴を履き、顔に少しお化粧をした子供たちの先導で新命住職が山門を進む様子はなかなか見られるものじゃありません！！

今回のような儀式をお手伝いできることは、葬儀社に長く勤めていても一回あるかないかの儀式です
大変貴重な経験ができたことをうれしく思い、またお声掛けくださった報恩寺様に深く感謝申し上げます